相場はドル買いが継続。
本日も東京市場ではドル買い円安となっており、
ドル円は109円台を回復してきましたね。
ドル円は米雇用統計前から顕著に上値を伸ばしており、
日足ではRCIの水準がピークに到達。過熱感を示しています。
また、ドル買いに寄与している米10年債利回りも
2月末から戻されている1.6%付近まで上昇。
さらに、ドル指数は昨年夏以降から支持されていた
92の水準に到達してきました。
そのため、いったん調整の動きが出ても
おかしくない環境となっていますので注意。
現時点では上昇が続いていますが、
今後上げ幅が戻されて日足で上ヒゲを形成するなど、
上昇一服の動きが現れるようであれば、
売りを検討したいと考えています。
【ドル円 日足チャート】
【米10年債利回り 日足チャート】
【ドル指数 日足チャート】
ただし、ドル円のトレンドは1月末から上向きに変化していますので、
一定の下値では押し目買いの方針。
売りを行う場合は調整の動きを期待したトレードとなりますので、
基本はドル買い相場である事を頭に入れながら対応したいと考えています。
またトレンドなどに変化がございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
16:00 [ドイツ] 1月貿易収支
16:00 [ドイツ] 1月経常収支
19:00 [ユーロ] 10-12月期四半期域内総生産