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SNAPの決算後の急落に伴い、2つのソーシャル・メディアETFを押し目買いの好機

発行済 2022-05-31 20:04
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先週Snap (NYSE:SNAP) のCEOであるEvan Spiegel氏が第2四半期の収益と利益の伸びが、4月21日に先に発表したガイダンスを下回ると警告すると、株価は劇的に下落した。5月23日(月)、SNAPの株価は22.47ドルで取引を終えたが、翌朝には14.49ドルで取引を開始した。

SNAP 週次チャート

出所:Investing.com

Spiegel氏は5月23日、米国証券取引委員会に提出した報告書において、「...マクロ経済環境は予想よりもさらに急速に悪化している」と述べている。

2021年9月、SNAPの株価は83ドルを超え、過去最高値を更新したが、2022年の今のところ、SNAPはその価値の約3分の2を失っている。現在、15.58ドルで取引されている。

それに比べて、ハイテク銘柄が中心のNASDAQ 100 Indexは、1月以来22.3%も値下がりしている。スナップによる見通しの下方修正は、Alphabet (NASDAQ:GOOG) (NASDAQ:GOOGL)、Meta Platforms (NASDAQ:FB)、Pinterest (NYSE:PINS) やTwitter (NYSE:TWTR) など他のソーシャル・メディア・プレイヤーの株価をも引き下げることになった。

広告費は、予算が厳しくなると真っ先に削減されるものである。したがって、不況になれば、デジタル広告収入に依存するソーシャル・メディアの企業は、成長が鈍化することになる。しかし、逆張り派の投資家は、最近の低迷に買い場があると考えるかもしれない。

例えば、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、ターミナル・バリューなど、多くの評価モデルによると、InvestingProでのスナップ株の平均予想適正株価は21.40ドルとなっている。別の言い方をすれば、SNAP 株は現在の水準から37%以上上昇する可能性があるということである。

InvestingProによるバリエーション分析

出所:InvestingPro

この情報をもとに、SNAP株へのエクスポージャーも提供している2つの上場投資信託(ETF)を紹介しよう。

1. Global X Social Media ETF

現在価格:36.22ドル

52週間のレンジ: 32.97ドル~72.64ドル

経費率:年率0.65%

Global X Social Media ETF (NASDAQ:SOCL)は現在、世界のソーシャル・メディア関連銘柄44銘柄に投資している。このETFは2011年11月に上場した。

SOCL 週次チャート

出所:Investing.com

SOCLは、Solactive Social Media Total Return Indexに連動するように設計されている。セクター別配分では、通信サービス株が97.5%と最も多く挙げられている。次いで、情報技術、一般消費財、金融の各セクターの銘柄が並んでいる。

また、ポートフォリオのほぼ半分が米国企業となっている。その他は、中国、韓国、日本、ルクセンブルグ、ドイツの企業への投資となっている。上位10銘柄で純資産額2億ドルの73%近くを占めている。

その中には、Tencent (OTC:TCEHY)、Meta Platforms, Naver (KS:035420) (OTC:NHNCF)、Twitter、NetEase (NASDAQ:NTES)やBaidu (NASDAQ:BIDU)が名を連ねている。現在、ETFの4.2%以上がSNAP株に投資されている。

2021年6月29日、SOCLは72.64ドルの過去最高値を記録した。しかし、今年に入ってからは32.7%下落している。

株価収益率(PER)は29.57倍、株価純資産倍率(PBR)は2.59倍にとどまっている。デジタル広告費が世界的に堅調に推移すると予想している人は当ETFを押し目買いする好機かもしれない。

2. ProShares On-Demand ETF

現在の価格:21.44ドル

52週間のレンジ:19.08ドル~41.00ドル

配当利回り:0.31%

経費率:年率0.58%

ProShares On-Demand ETF (NYSE:OND)は、プラットフォーム上でサービスを提供する電子接続とデジタル・コンテンツ企業へのアクセスを提供する。ソーシャル・メディアの企業に加え、これらの企業には通常、エンターテインメント、ゲーム、eスポーツ、フィットネス、物流、フード・デリバリーなどが含まれている。

OND 週次チャート

出所:Investing.com

FactSet On-Demand Indexに連動するONDは、現在35銘柄を保有している。2021年10月に取引を開始し、足元の純資産は167万ドルとなっている。つまり、運用期間がまだ短く、小規模で比較的新しいETFである。

ポートフォリオの約3分の2が通信サービス関連銘柄となっている。次いで一般消費財(19.72%)、産業(10.91%)で、55%以上が米国に本社があり、その他は、日本、中国、韓国、ルクセンブルグに拠点を置く企業である。

当ETFの半分以上が上位10銘柄で占められている。代表的な銘柄として、 Activision Blizzard (NASDAQ:ATVI)、 Electronic Arts (NASDAQ:EA)、Uber Technologies (NYSE:UBER)、Take-Two Interactive Software (NASDAQ:TTWO)、 Nexon (TYO:3659) (OTC:NEXOY)、および Lyft (NASDAQ:LYFT)が含まれる。スナップの現在のウェイトは2.41%となっている。

年初来では、ONDは3分の1以上下落している。オンデマンド・プラットフォーム銘柄へのグローバルなエクスポージャーを求める読者は、このテーマ別ETFについてさらなる調査をお勧めする。

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