目次
●株式相場
●白金相場
●金相場
●原油相場
●今週の注目材料
今週もよろしくお願いいたします。
土曜日は、武者リサーチ代表、武者陵司氏を招いての講演会でした。
ご参加の方ありがとうございました。
株式相場
武者氏の見方は、引き続き超強気。
今起きていることは、まさに産業革命、情報革命の途上でありまだまだ始まりにすぎないというお話でした。
大局の相場観で興味深かったことは、株高は勿論のことながら、ドル高という相場観。
今後、米国の経常収支の赤字は膨らまないことと中国元安を招くことを意図する展開です。
足元の相場としては、衆議院の解散があるので過去の結果をチェックしてみました。
日経225は、〈解散⇒投票日直前まで〉
戦後23回中・・・17勝5敗。
50年前以内に遡ると、14勝1敗です。
白金相場
NY白金は、ボックスの下限である、900ドルに接近。
海外、東京共に取組高は順調に減少しています。
よって、大きく買いついている印象はありません。
ただ単に人気がないといった現状です。
その中で、白金とパラジウムと遂に価格が逆転しています。
金相場
引き続き、米国の長期金利の上昇に伴い先物市場主導で調整しています。
ETFの残高は引き続き増加しており、残高と価格の開きが縮小。
先物の買い玉調整が終われば、再度上値狙う可能性があるとみています。
原油相場
先週、ブレント原油が年初来高値突破も高値突破したその日が目先の天井になっています。
ブレント原油は、ファンドの買い越しが過去最大に膨らんだ状況。
先週の動きで更に買い玉が増加している可能性高く、当然手仕舞い売り警戒です。
今週の注目材料
・雇用統計(10/6)・・・ハリケーンの影響が読めず予想が大きく割れている
・中国市場・・・国慶節で今週大型連休
当記事は、「セントラルマーケットコラム~経済金融・コモディティ~」からの転載です。またコラムでは、経済金融、貴金属のスペシャリストによるコラムも掲載しております。こちらもぜひご覧ください。
当コラムの筆者、萩原航のセミナーも定期開催中。
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