パチンコトレーダー [システムトレード編] も、2010年3月発行予定!
「額に汗して働け」?
オレらは額だけでなく手にも背中にも脇にもじっとり汗かいてますから!!
2002年末、もともと「パチプロ兼マンガ家」だったオレは「株トレード」に転じた。
ネット取引が当たり前になるなど、“株ブーム”の環境が整ってきたと感じたからだ。
実際、オレの読みは当たり、株式相場は2003年に底入れして、2005年に大相場へと発展する。
そうした“幸運”もあったものの、その後の株価の低迷は、皆さんご存知のとおり。
それでもオレは何とかやっている。
パチンコで総じて勝てるようになるまでは、10年かかった。しかし、株では3年で同じところにたどりつくことができた。
それはパチンコでの経験があったからにほかならない。
資産を順調に増やしていたあるとき、オレは一人の敗者に出会った。彼は株式取引を始めたものの、かなりの額を負けているという。そのときの彼の言葉を見ていただきたい。
●損切りできなくなってしまったんです
●材料が大好きなんです
●人から聞いてすぐに飛びつきました
●ひとつの銘柄に資金の8割以上をつぎこみました
●値段が下がっていくなかで買い増ししたんです…
これらはすべて「負けトレードの原因」となる。トレーダーの誰もが、彼のようになってしまう危険がある。それは、トレードで儲けるためには、人間が当たり前に考えること、当たり前にとる行動が障害になるからだ。そして、これらはかつて自分が通ってきた道でもあった。
ここにあるのは、資金100万円からトレードを始めた人間の真実の記録である。「初心者のとりがちな行動」「間違った考え方」がひと目で分かる。もし、あなたが他人よりも有利にトレードをはじめたいと思うなら、ぜひ本書を読んでみてほしい。
パチンコと株を同列に扱うことに抵抗がある方、株はギャンブルなどではないとおっしゃる方もおられよう。しかし、勝つための考え方には両方に共通のものがあることは、本書を読んでいただければご納得いただけるはずだ。
※本書は『坂本タクマの実戦株入門』(白夜書房)の前半を[初心者の陥りやすいワナ編]として文庫化したものです。後半[システムトレード編]は2010年3月刊行予定です。
著者:坂本タクマ(さかもと・たくま)
1967年5月20日兵庫県生まれ。1989年、東北大学4年のとき、漫画家デビュー。麻雀漫画を描きながらパチンコを打つ日々を送るうち、白夜書房『パチンカーワールド』でパチンコ漫画を描きはじめる。2002年から株式トレードを始めると同時に白夜書房『パニック7 ゴールド』で実践株式投資漫画を描きはじめる。宮城県仙台市在住の楽天イーグルスファン。しかし、楽天株には興味はナシ。
ウエブサイトは 坂本タクマの絶対ギガモトxp
坂本タクマ
パンローリング 文庫判 288頁 2010年1月発売
735円 (税込)