日経225・商品先物・FXのモデルの工夫の仕方!!
《講師からのコメント》
スーパーシステムを追い求めない
システムトレーダーの多くが、スーパーシステムを捜し求めて日々試行錯誤を繰り返している。
そんな風に考えている方は多いのかもしれません。
スーパーシステムとは、どんな局面でも利益が出せる、
あるいは一定期間ドローダウンが膨らむ時期があっても、半年ないし1年程度通算すれば10年、20年と長期間必ず利益が導き出せる。
そんな理想的なシステムのことです。
私の方法は少し違います。
たとえば、テクニカル分析の移動平均曲線だけを売買サインに使ったシンプルなシステムでも、FXの一つの通貨ペアで、一定期間であれば非常にうまく機能する。ということは十分起こりえます。
この一定期間をうまく探し当てることができれば・・。
私は30個程度の売買サインを発生するシンプルなモデルを使って、 20個程度の通貨ペアの損益状況を日々、ウオッチしています。また、FXだけに限らず、日経225先物、商品先物なども同じ方法でウオッチしています。
その中から、これから3か月から半年程度安定した利益を出してくれそうなモデルを、ある一定の方法で5個から10個程度選択して運用しています。
こういったアプローチ法はシステムトレードの王道ではないとは思いますが、安定した収益を上げられる点は共通していると思います。
また、私の方法では難しい数学の知識やプログラミングの技術も不要です。ぜひ、多くの方に試していただければと思います。
講師紹介/池田悟(いけだ・さとし)
1962年生まれ。中央大学理工学部中退。システム開発会社などを経て2003年にトレーディングの専門会社、時系列分析研究所を設立。1980年代から株式投資で一進一退を繰り返した後、独自のシステムトレード手法を編み出し、現在は専業投資家としてトレードで生計を立てている。 2000年からはFXにも注力し、年率200%程度の運用を続けている。 著書に『FXシステムトレード 年率200%儲ける投資術』、『FX&日経225先物システムトレード実践テクニック』がある。
池田悟
パンローリング DVD 59分収録 2009年3月発売
5,040円 (税込)