ファイブ・プライム・セラピューティクス(Five Prime Therapeutics, Inc.)は、タンパク質治療の発見と開発に焦点を当てた臨床段階のバイオテクノロジー会社である。【事業内容】主な焦点は、免疫腫瘍学と標的癌治療の研究と開発にある。パイプラインには、「Bemarituzumab (FPA144)」、「FPA150」、「FPT155」、「Cabiralizumab (FPA008)」及び「BMS-986258」が含まれる。「FPA144」は、線維芽細胞増殖因子受容体2b(FGFR2b)を阻害する抗体であり、5-フルオロウラシル(5-FU)、ロイコボリン、オキサリプラチンと組み合わせて臨床試験で研究される。「FPA150」は、B7-H4をターゲットとするCD8 T細胞チェックポイント阻害剤抗体である。「FPT155」は、CD28を介したT細胞の共刺激を増強する可溶性CD80融合タンパク質である。「FPA008」は、臨床試験で研究され、コロニー刺激因子-1受容体を阻害する抗体である。「BMS-986258」は、抗T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン-3、またはTIM-3抗体である。