ターニング・ポイント・セラピューティックス(Turning Point Therapeutics Inc)は、臨床段階のバイオ医薬品企業である。【事業内容】患者の生活を改善するために、がんの遺伝的要因を対象とした治療法の設計と開発を行う。マクロサイクルプラットフォームを開発し、そこから小型でコンパクトなチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)のパイプラインを設計する。創薬アプローチは、腫瘍生物学を構造ベースのドラッグデザインと統合する。創薬プラットフォームから生成されたTKIは、TKIのナイーブおよびレジスタンス設定における満たされていないニーズに対応する。候補薬であるレポトレクチニブ(TPX-0005)は、ROS1+進行性非小細胞肺癌(NSCLC)患者およびNTRK+またはALK+進行性固形腫瘍患者の治療を目的としたTRIDENT-1と呼ばれる第I/II相試験中である。そのパイプラインには、マルチターゲットキナーゼ阻害剤が含まれる。TPX-0046(新規RET/SRC阻害剤)、TPX-0022(新規MET/CSF1R/SRC阻害剤)、および一連のALK阻害剤、および前臨床ALK阻害剤であるTPX-0131がある。