ニューヨーク連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁(NYSE: WMB)は、FRBは「金利を幾分上げる可能性が高い」と述べた。金はこの発言を影響はあまりなく小幅安であった。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所のComexdでの12月限の金先物は、日本時間15において0.08%下落し1トロイオンス1224.3となった。
ウィリアムズ総裁は月曜日ニューヨークで開催されたコミュニティイベントで、「私たちがやってきたことを、できる限り最善の方法でやるつもりだ。金融政策をより正常な水準に戻す」と述べた。
米連邦準備理事会(FRB)は今年3回利上げを実施し、12月に再び利上げの見通しがある。
「金利は依然として非常に低い」とウィリアムズ総裁は語り「目標は、景気を強く保ち、経済拡大を可能な限り長く維持することです」と述べている。
新しく任命されたFRB副議長ののリチャード・クラリダ氏が、先週の金曜日の世界経済悪化に対する懸念について「米国経済の見通しに関連するだろう」と述べた。
ダラス連邦準備銀行のロバート・カプラン総裁は、先週のFox Businessとのインタビューで、ユーロ圏と中国の成長が減速する見解を述べている。
香港のWing Fung Precious Metals社のディラーPeter Fung氏は、「マーケットは今日非常に静かであり、米国のサンクスギビングに先んじて休暇を取っているようだ」と述べた。
米ドルインデックスは、日本時間14時42分0.06%下落し、96.2となっている。
「ドルへの圧力は、金をサポートするだろう」とFung氏は述べた。