水曜日、アジアでの金価格は上昇した。ドルはトレーダーたちが米中貿易摩擦を注視しているため、横ばいであった。
ニューヨークマーカンタイル取引所の12月限金先物取引価格は、日本時間15時44分までに0.1%上昇し、1トロイオンスあたり1224.4ドルを記録した。
火曜日に公表された53ページに渡るレポートで、ロバート・ライトハイザー米国通商代表は、中国の国家主導での知財侵害や技術盗用を非難した。
「技術移転や知的財産、技術革新に関する行動や政策、慣習を中国は基本的には修正していない。実際、数か月の間にさらに不合理な行動をしているようだ」と述べた。
今後投資家たちは、今月末にアルゼンチンで行われるG20首脳会議に焦点を当てるだろう。首脳会議ではドナルド・トランプ米大統領と習近平国家主席が顔を合わせることが予想されている。
米ドルインデックスは0.03%下落し、96.67であった。
ドルの出来高は木曜日のサンクスギビングデーに先立ち、平坦に推移している。