アジア時間水曜日の金相場は持ち合いとなった。市場はFRBのFOMCでの利上げ計画について様子見ムードとなっていた。
日本時間水曜日15:05時点の、ニューヨークマーカンタイル取引所、2月限金先物は0.05%高の1254.45ドルで取引されていた。
FRBは本日終わりにも利上げを発表する可能性が高いが、一部関係者は2019年の利上げペースは鈍化すると予想している。
低金利下では、投資家はドルを売り、金を保有しようとする。
「市場はFRBの発表に注目しており、金の上昇は現在見られていない」と、RBCウェルスマネジメントの貴金属アナリスト、ジョルジオ・ゲロ氏は述べる。
日本時間水曜日14:01時点のドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを示す)は0.2%下落し、96.343となっていた。
「FOMCを控えたポジショニングはかなり弱気姿勢であるため、今後ドル安となるだろう。」と、CMCマーケッツのチーフマーケットストラテジスト、マイケル・マッカーシーは述べる。