FRBが利上げを行った後、金価格は下がり、ドルもアジア時間木曜日に下落した。
日本時間午後3時15分の時点で2月の金先物は7.45ドル(0.6%)安で1トロイオンスあたり1248.95ドルだった。
FRBが今年度4回目の0.25%利上げを発表して下落する前は、水曜日金先物は6ヶ月ぶりの最高値、1262.1ドルを記録した。
連邦準備銀行は水曜日にFF金利の誘導目標レンジを2.25から2.5%に設定した。一方で、9月の政策会議で予想していたよりも2019年においては利上げが少なくなるだろうとされている。
2020年と2021年における金利見通しはどちらも3.4%から3.1%に引き下げられ、その年は1度の利上げがあることを示唆している。 長期金利も3%から2.8%に引き下げられた。
FRBの利上げ決定後米株価はボラティリティーが増し、パウエル氏の記者会見を受けて急落した。
FRBは「金利の更なる上昇は、持続的な経済活動の拡大、堅強な労働市場、中期においての委員会の目標である2%近くのインフレに従って決められるであろう、と委員会は判断している」と述べている。
一方で、米ドルインデックスは0.1%安の96.393であった。