ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

中国GDP公開後の原油価格は堅調、OPEC減産が焦点

発行済 2019-01-21 15:14
© Reuters.  中国のGDP発表後も原油価格は堅調であった。OPEC減産は今後も焦点となるだろう
LCO
-
CL
-

21日発表の中国GDP成長率は景気の低迷を浮き彫りにしたが、予想通りであり、恐れていたほどではなかった。その後の原油価格は安定していた。

中国の国家統計局によると、21日公開の2018年第4四半期における中国のGDP成長率は、予想通りの6.4%であった。

また、2018年通年の同国のGDP成長率は6.6%であり、予想通りの結果であった。

この指標発表後の原油価格は堅調な値動きであった。日本時間15時06分時点における、ブレント原油先物価格は0.2%高の1バレルあたり62.83ドル、WTI原油先物価格は0.3%高の1バレルあたり54.2ドルであった。

一方、トレーダーは米中貿易摩擦の進展を待ち望んでいる。1月30、31日の劉鶴国務院副総理によるワシントン訪問を前に、米中両国が譲歩することを検討していると18日に報じられた。その後、原油先物価格は約3%反発した。

他方、ベーカーヒューズが公表した18日までの週の国内石油掘削リグ稼働数は前週比21基減の852基となった。

石油掘削リグ稼働数は3週連続で減少しており、2016年2月以来の大幅な減少であった。このことは、国内原油生産量の減少を示している。

17日にはOPECによるレポートが発表された。そのレポートでは、OPECの12月の産油量は日量75万1000バレル減少して日量3160万バレルとなったことを明らかにした。

また、OPECによる原油減産は原油価格を下支えし続けるだろう。

OPECの減産によって2019年の大部分は供給不足となり、年末を前に1バレルあたり70ドルまで上昇するだろう、と21日のロイター通信はBernstein Energy社の研究者の証言を引用して報じた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます