EIA原油在庫は予想外の増加となり原油価格が下落した後で、13日は大幅反発となっている。
午後15時45分時点で、米国 WTI原油先物は2.84%高の52.62ドル、ブレント原油先物は3.45%高の62.05ドルとなっている。
EIAは水曜日の週報(米週次原油在庫統計)では、6月7日までの1週間の市場予想は48万バレル減であったのに対し、221万バレル増となった。
一方で前週の発表では677万バレル増であった。
ガソリン在庫も、市場予想を上回り76万バレル増であった。
原油価格はこの発表を受けて最大4%下落となったが、13日は下落を打ち消し反発している。
12日のEIAの月報では、EIAが2019年の世界需要成長の予測を下方修正していた。
他方、今月末までに開かれるOPEC総会にて減産を続けることとなるのかについて、注意が向けられている。
今週初め、アラブ首長国連邦(UAE)のマルズーイ・エネルギー相はOPEC加盟国の減産への合意は近いことを明らかにしている。