[ドバイ 22日 ロイター] - イラン国営メディアによると、同国は22日、国内で製造した移動式の長距離地対空ミサイルシステムを公表した。
国営テレビは、ロウハニ大統領が「Bavar─373」システムを公表する式典に出席している様子を放映した。イランのメディアによると、同システムはロシアの「S─300」と競合するという。
公表はイラン国防産業の記念日に行われた。
西側の軍事アナリストによると、イランはしばしば自国の武器能力を誇張している。ただ米国は昨年、イランの長距離弾道ミサイル計画への懸念などから、2015年に主要国とイランが結んだ核合意から離脱した。