[ドバイ 5日 ロイター] - イランのザリフ外相は5日、米財務省は「刑務所の看守」のようなもの、とツイッターに投稿した。
米財務省は4日、イランのイスラム革命防衛隊の関与が疑われる石油輸送網に属する企業や船舶、個人を制裁対象に指定したと発表した。米国の制裁に違反し、シリアに数億ドル規模の石油を供給したとしている。[nL3N25V3NB]
ザリフ氏はツイッターで「OFAC(米財務省外国資産管理局)は刑務所の看守にほかならない。猶予(免除)を願い出れば、厚かましいとして独房に入れられる。再度願い出れば、絞首台に送られる」とし、「米国の制裁を緩和する唯一の道は、絞首刑執行人の縄から逃れると決断することだ」と述べた。
イランは、米国が5月にイラン核合意から離脱した後、合意における義務の履行を停止する表明。これまでに第2弾まで実施し、6日に第3弾を開始する方針を示している。