[ロンドン 6日 ロイター] - ジョンソン英首相は6日、スコットランドを訪問し、農業向けに資金拠出を拡大すると表明する。総選挙をにらみ、公的支出拡大を引き続きアピールする。
欧州連合(EU)離脱まで2カ月を切る中、首相は誰の離脱プランを支持するのか国民が決めるべきだとして、総選挙の実施を模索している。
首相は7月の就任以降、事実上の選挙戦を開始。警察活動や教育といった国内政策に力を入れている。ジャビド財務相は4日の議会演説で、緊縮財政の時代は終わったと宣言し、過去15年で最も大幅な歳出拡大計画を打ち出した。[nL3N25W0T7]
首相はスコットランドのアバディーンシャーで、英国全体の農業向け公的支出の不均衡是正計画の一環として、スコットランド農家向けに資金拠出を2億1100万ポンド拡大すると表明する。