[北京 13日 ロイター] - 中国2都市において今週、住宅購入を巡る規制が緩和された。住宅購入を認める個人の幅を広げる措置で、停滞している居住用不動産市場のてこ入れが狙い。
江蘇省の省都である南京市の一部地区では13日、高校や職業訓練機関の卒業者に同エリアでの住宅購入を認めると発表。従来は大学卒業者のみ購入資格があった。
また中国国営紙は12日、河南省の省都である鄭州市が、1年間の不動産賃借人に対して居住許可証の申請を認める新政策を導入したと報じた。
ただこのような規制緩和によって中央政府による不動産投機を抑制する取り組みが弱体化するとの批判も出ている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191213T173230+0000