[シンガポール 19日 ロイター] - アジア時間の原油先物は3カ月ぶり高値近辺でほぼ横ばい。米原油在庫の減少などが相場を下支えしている。
0224GMT(日本時間午前11時24分)現在、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.01ドル安の1バレル=66.16ドル。米WTI原油先物 (CLc1)は0.03ドル安の60.90ドル。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計によると、12月13日までの週の米原油在庫は約110万バレル減少した。
CMCマーケッツの首席市場アナリスト、マイケル・マッカーシー氏はWTIについて、日足チャート上は明確な上昇傾向が見られ、61.50ドルに向けて上昇する可能性があると指摘。一方、短期的なリスクも存在し、61.50ドルの水準に達した場合、売りが出る可能性があると述べた。
また、商いは非常に薄いとし、相場上昇につながるイベントが年内に予定されていないことが背景にあるとの見方を示した。