(ブルームバーグ): アジア時間11日午前の取引で、国際原油価格が大幅続伸した。新型コロナウイルス感染拡大の影響から米経済を守るため、トランプ政権が対応に動くとの期待から需給ショックに伴う投資家の不安が和らいだ。
北海原油代表油種ブレント原油先物は一時6.7%急上昇し、5月限が2.48ドル高の1バレル=39.70ドルの高値を付けた。シンガポール時間午前9時10分(日本時間同10時10分)時点では、 1.74ドル高の38.96ドルで取引された。
トランプ米大統領は9日、新型ウイルス感染拡大の影響に対処するため、かなりの規模の経済対策を打ち出すことを約束した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は、3.5%高の35.56ドル。
原題:Oil Extends Rally as Prospect of Stimulus Tempers Supply Fears
*OIL JUMPS AS MUCH AS 6.7% IN LONDON TO $39.70/BARREL(抜粋)
(WTIの相場を追加して更新します)
記事に関する記者への問い合わせ先:Sydney James Thornhill jthornhill3@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Serene Cheong scheong20@bloomberg.net, Andrew Janes、Alexander Kwiatkowski
©2020 Bloomberg L.P.