💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシア、国内石油企業に2月水準からの20%減産指示=関係筋

発行済 2020-04-21 11:41
更新済 2020-04-21 11:45
© Reuters. ロシア、国内石油企業に2月水準からの20%減産指示=関係筋

[モスクワ 20日 ロイター] - ロシアのエネルギー省は国内石油企業に対して、原油生産を2月の水準から約20%削減することを指示した。業界関係者2人が20日、ロイターに明らかにした。これによりロシアの原油生産は、主要産油国と合意した協調減産で目指す水準を達成できる見通し。

石油輸出国機構(OPEC)と、ロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は、新型コロナウイルス危機を受けた需要低迷で供給過剰が続くなか、5月と6月に日量970万バレルの協調減産を行うことで合意している。

米国やノルウェーなどOPECプラス合意の枠外の国も減産に動けば、世界全体で減産規模は日量2000万バレルに達し、世界の原油生産の約20%の削減が可能になる。

© Reuters. ロシア、国内石油企業に2月水準からの20%減産指示=関係筋

OPECプラスの合意でロシアは5月以降、基準となる日量1100万バレルから日量250万バレルの減産が求められる。この基準は原油だけで、コンデンセート油(軽質油)は含まれない。

ロシアのコンデンセート油の生産は日量60万─70万バレル程度。原油とコンデンセート油の内訳は公表していない。2月のコンデンセート油と原油を合わせた生産は日量1129万バレルだった。

関係筋によると、エネルギー省は先週、国内石油企業に対して、2月の水準から19─20%の減産を指示した。これによりロシアの原油生産は、OPECプラスの減産目標を達成できることになる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます