[ワシントン 21日 ロイター] - 米経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット委員長は21日、第2・四半期の国内総生産(GDP)の減少は過去最悪となる恐れがあると述べた。また、原油先物の暴落は新型コロナウイルス感染拡大に関連する「極めて短期的なもの」との見方を示した。
ハセット委員長はFOXニュースのインタビューに対し「経済は明らかに深刻な状態で、米国はいかなる主要国もかつて経験したことがない衝撃に直面している。経済活動の多くが停止されているため、第2・四半期のGDP低下は、これまでで最悪となるだろう」と述べた。
その上で、今年の米国の予算が均衡する可能性は「ゼロ」と予想。ただ、景気後退(リセッション)が長期化する公算は小さいとの見方を示した。
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