[ドバイ/ワシントン 8日 ロイター] - イラン政府の報道官は8日、同国で18日に実施される大統領選挙後も、2015年核合意再建に向けた関係国との協議におけるイランの方針に変更はないと言明した。
報道官は「われわれはいかなる状況下でも、国際的義務に順守する姿勢を明示しており、これは国家の決定だ」とし、「全ての関係国が核合意に関するコミットメントを守る限り、イランが義務を放棄しないとことは確かだ」と述べた。
ブリンケン米国務長官は8日行われた米上院委員会の公聴会で、イランと米国が核合意に復帰したとしても、「イランが行動を変えない限り、トランプ前政権が導入した制裁を含む数百に上る対イラン制裁は維持される」との見通しを示した。