💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

OPECプラス、22年の需要回復に向け生産拡大が必要=IEA

発行済 2021-06-11 18:15
更新済 2021-06-11 18:18

[ロンドン 11日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は11日公表した月報で、「OPECプラス」と呼ばれる石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの産油国は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)前の規模の需要に応じるため、原油生産を拡大する必要があるとの見方を示した。原油需要は、2022年末までにパンデミック前の水準に戻ると予想されている。

IEAは先月、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするには、エネルギーの生産・利用・輸送方法を抜本的に変える必要があり、化石燃料事業への新規投資を禁止すべきと主張していた。

しかし月報は「OPECプラスは世界の原油市場に十分な供給が維持されるために蛇口を開いておく必要がある」とし「2022年にはOPECプラスが2021年7月─22年3月の目標を日量140万バレル上回る水準に原油供給を引き上げることも可能になる」とした。

OPECプラスは5月から7月にかけて協調減産を緩やかに縮小することにしている。

月報は、回復した需要を満たすのは「問題にならない」との見方を示し、OPECプラスは7月以降、実質日量690万バレルの生産余力があると予想した。

「対イラン制裁が解除された場合、比較的短期間でさらに日量140万バレルが市場に供給される可能性がある」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます