[グラスゴー 5日 ロイター] - アル・ゴア元米副大統領が5日、第26回気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で演説し、温暖化対策で進展は見られているものの、各国が確約を実行しなければ悲惨な結果が待ち受けていると警告した。
ゴア氏は環境問題への取り組みで2007年にノーベル平和賞を受賞。「この危機を解決するための手段は持ち合わせている。解決に向けた長い道のりを歩んでいくための確約も示された」とし、「こうした確約が確実に順守されるようにしなければならない。まだ勝利宣言はできない。進展は見られたが、ゴールには程遠い」と述べた。