[グラスゴー 10日 ロイター] - 日米英を含む19カ国が10日、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、二酸化炭素(CO2)を排出しない「ゼロエミッション」の海上航路の開設で合意したと関係者が述べた。海運業界の世界的な脱炭素化加速が狙い。
2025年までに少なくとも6つの排出量ゼロ航路を開設する。そのためにはゼロエミッション燃料の供給や脱炭素化に必要なインフラ、規制の枠組みなどの開発が必要となる。
合意したのは日米英のほか、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チリ、コスタリカ、デンマーク、フィジー、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド共和国、マーシャル諸島、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン。