[東京 12日 ロイター] - 松野博一官房長官は12日の閣議後会見で、原油高で国民生活や経済活動に支障が生じないよう、農業・漁業・運送業といった原油高に苦しむ業界への支援など具体的な対策の検討を進め、来週中に取りまとめる経済対策に盛り込むと述べた。
政府が12日朝開いた「原油価格高騰等に関する関係閣僚会合」でこうした方針を確認した。松野官房長官は「引き続き物価も含めた経済動向が暮らしに与える影響を注視するとともに、関係省庁が連携しつつ政府全体で機動的に対応していく」と述べた。
中国共産党の第19期中央委員会第6回総会(6中全会)は11日、党の歴史と成果を総括する「歴史決議」を採択して閉幕した。松野官房長官は「今後公表される見込みの決議の内容を含め、中国の内政上の動きは注視している」と話した。
(和田崇彦)