[東京 19日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅高。バイデン米政権が主要消費国に石油備蓄放出を検討するよう要請したとのロイター報道を受けた前日の荒い値動きが一服した。
0145GMT(日本時間午前10時45分)現在、北海ブレント先物は0.28ドル高の1バレル=81.52ドル。米WTI原油先物は0.19ドル高の79.20ドル。
週間ベースではいずれも4週続落となる見込み。
フィッチ・ソリューションズのアナリストはリポートで「市場は基本的に(需給が)タイトな状態が続いている。放出された備蓄が世界のバランスを大きく変えることはないだろう」と指摘した。
「従って価格が下落しても、下げの幅や期間は限られる」との見方を示した。