[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約5%高。新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」感染に伴う症状がおおむね軽度であれば、経済への悪影響は限定されるとの見方を受けた。
南アフリカの報告書で、オミクロン感染者が軽症にとどまっていることが示されたほか、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長はCNNで、「現時点で重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘した。
清算値は、北海ブレント原油先物が3.20ドル(4.6%)高の1バレル=73.08ドル。米WTI原油先物が3.23ドル(4.9%)高の69.49ドル。
両先物とも前週は下落。週間での下げは6週連続だった。
プライス・フューチャーズ・グループのシニアアナリスト、フィル・フリン氏は「きょうは全てのニュースが強気だった。勢いが戻ってきているようだ」と述べた。