💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

原油先物が下落、オミクロン株懸念で

発行済 2021-12-14 10:59
更新済 2021-12-14 14:28
© Reuters.  12月14日、アジア時間の原油先物価格は小幅に上昇しているが、ほぼ横ばいで上値は重い。米テキサス州で2019年撮影(2021年 ロイター/Angus Mordant)

[シンガポール 14日 ロイター] - アジア時間の原油先物価格は下落している。新型コロナウイルスの感染拡大で欧州とアジアで新たな規制が行われ、需要に対する懸念が強まっている。

0401GMT(日本時間午後1時01分)時点で、北海ブレント先物は0.34ドル(0.5%)安の1バレル=74.05ドル。米WTI先物は0.35ドル(0.5%)安の70.94ドル。

OANDAのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「新型コロナウイルスのオミクロン変異株から米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めに至るあらゆる短期リスクが目先の原油価格見通しに相当な悪影響を与えている」と指摘。「欧州の感染拡大は予想以上に大きな打撃を与えており、休暇シーズンに家族が集まることを考慮すると、短期的な見通しは来月に向けて切り下げられる可能性がある」と述べた。

© Reuters.  12月14日、アジア時間の原油先物価格は小幅に上昇しているが、ほぼ横ばいで上値は重い。米テキサス州で2019年撮影(2021年 ロイター/Angus Mordant)

アジア開発銀行(ADB)は14日、オミクロン株の流行に伴う不透明感を踏まえ、アジア新興国の今年と来年の成長率予想を下方修正した。

一方、石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2022年第1・四半期の世界の石油需要見通しを引き上げ、オミクロン株による影響は軽微かつ短期的とした。

米エネルギー情報局(EIA)が13日に公表した月報によると、テキサス州とニューメキシコ州にまたがる米最大のシェールオイル産地・パーミアン盆地の産油量は来年1月に急増し、過去最高に達する見込み。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます