[20日 ロイター] - 火災が原因で停止していたイラクとトルコを結ぶパイプラインの原油輸送が全面再開した。事情に詳しい関係筋が20日、明らかにした。
パイプラインはイラクのキルクークとトルコの港湾都市ジェイハンを結んでいる。治安当局筋は19日、トルコ南東部で送電塔の転倒が原因で爆発が起き、火災が発生したと説明していた。
イラク石油省は19日にパイプラインが日量7万5000バレルのペースで輸送を再開したと発表していた。
昨年12月の時点では、イラクのクルド人自治区などから日量50万バレル程度を輸送していた。