[11日 ロイター] - 米エネルギーサービス会社のベーカー・ヒューズが11日発表した週間データ(2月11日までの週)によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は前週から22基増え、過去4年間で最大の増設となった。原油価格が7年ぶり高値を付けたことを受けた。
リグ稼働数は635基で、2020年4月以来の高水準。前年同時期を238基(60%)上回った。
石油リグは19基増の516基で、20年4月以来の高水準。天然ガスリグは2基増の118基で20年1月以来の高水準だった。
11日の米WTI先物の清算値は3.22ドル(3.6%)高の93.10ドルで、14年以来の高値を付けた。