[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が14日公表した月次予測によると、国内最大のシェールオイル生産地であるパーミアン盆地の産油量が3月に日量7万1000バレル増の520万5000バレルと、過去最高を更新する見通し。パーミアン盆地はテキサス州とニューメキシコ州にまたがる。
EIAによると、米国全体の主要なシェール層からの産油量は3月に日量10万9000バレル増の870万7000バレルと、2020年3月以来の大幅増が見込まれている。
ノースダコタ州とモンタナ州にまたがるバッケン層では、3月の産油量が日量6000バレル増の119万8000バレルとなり、20年11月以来の大幅増の見込み。
また、テキサス州南部イーグルフォード層の3月の産油量は2万4000バレル増の114万6000バレルと、20年4月以来の高水準となるとみられている。
一方、主要なシェール盆地からの3月の天然ガス生産量は日量5億立方フィート増の917億立方フィートで、過去最高を記録する見通し。