[パリ 4日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は4日、ロシアに対する新たな制裁が必要だと表明、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャでロシア軍が民間人を殺害した明確な証拠があるとの認識を示した。
大統領はラジオ局フランス・アンテルに「戦争犯罪を示す非常に明確な手掛かりがある。(ブチャの殺害について)ロシア軍に責任があることはおおむね立証されている」と発言。
「ブチャで起きたことを踏まえれば、新たな制裁と非常に明確な措置が必要だ」とし、新たな制裁では石炭と石油を標的にすべきだと述べた。
ロシア外務省のザハロワ報道官は3日、ブチャにおける民間人とみられる多数の遺体の写真や映像について、ロシアを非難するための策略で、米国の「指示」によるものだと主張した。