[東京 6日 ロイター] - 経済産業省は6日、ガソリンなどの価格上昇を抑制するために行っている元売り各社への補助金について、7日から13日は1リットル当たり20.7円を支給すると発表した。
4日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週調査と比べて0.1円高い1リットル当たり174.1円だった。3週間ぶりに値上がりした。政府は、元売りに補助金を支給することで、172円程度に店頭価格を抑制することを狙っている。
激変緩和措置制度は1月27日から実施している。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて原油価格は高騰。3月4日に制度の拡充を決定し、支給上限額を25円とした。また、期限は4月末まで延長されている。