[東京 13日 ロイター] - 経済産業省は13日、ガソリンなどの価格上昇を抑制するために行っている元売り各社への補助金について、14日から20日は1リットル当たり20.3円を支給すると発表した。
11日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週調査と比べて0.1円値下がりし1リットル当たり174.0円だった。2週間ぶりに値下がりした。
資源エネルギー庁によると、直近の原油価格の上昇分から、11日のガソリン平均価格は192.7円になると予測されていたが、激変緩和措置により18.7円抑制されたという。
政府は、元売りに補助金を支給することで、172円に店頭価格を抑制することを狙っている。
激変緩和措置制度は1月27日から実施している。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて原油価格は高騰。3月4日に制度の拡充を決定し、支給上限額を25円とした。また、期限を4月末まで延長している。