[ヨハネスブルク 13日 ロイター] - 南アフリカ東部クワズールー・ナタール州で豪雨と洪水が発生し、306人が死亡した。ラマポーザ大統領は13日、被災地を視察し、支援を表明した。
豪雨を受けて道路は冠水。同国有数の港で業務が混乱している。専門家は地球温暖化が原因とみており、今後数十年でさらに大きな被害が出ると予想している。
地元当局によると、一部の地域で電気・水道・廃棄物処理などの公共サービスが復旧した。
隣国モザンビークも過去10年、大規模な洪水に見舞われており、先月の洪水では50人以上が死亡している。
洪水で子供を亡くしたある被災者は、屋根の上に雷雨のような音が聞こえた直後に、家の壁が崩れ、2時間かけて隣人に救出されたが、子供は助からなかったと語った。