[14日 ロイター] - バイデン米政権で気候変動対策を担うジーナ・マッカーシー大統領補佐官が退任する意向であることが、事情に詳しい関係筋2人の話で明らかになった。
同氏はバイデン大統領が掲げる野心的な気候変動対策を盛り込んだ法案を実現するため、1年間程度に期間を区切って補佐官を務める考えだったが、上院で与党民主党の有力議員が法案に反対し、取り組みが停滞している。
同氏はすでに退任時期を先延ばししているが、来月にも職を離れる考えを示しているという。
ホワイトハウスのパテル報道官は14日、マッカーシー氏が辞める計画はないと述べた。