[19日 ロイター] - アジア時間の原油先物はほぼ変わらず。オーバーナイトでは1%超上昇していた。
上海のロックダウン(都市封鎖)解除に向けて燃料需要の増加が見込まれる中、リビア産原油の一部が輸出停止となり、供給懸念が強まる一方、ドル高が上げ幅を限定している。
0020GMT(日本時間午前9時20分)現在、北海ブレント先物は0.21ドル(0.2%)高の1バレル=113.37ドル。米WTI先物は0.02ドル安の108.19ドル。
前日にはともに一時3月28日以来の高値を付け、1%超上昇して取引を終えていた。
リビア国営石油会社(NOC)は18日、一部生産・輸出について不可抗力宣言を行った。暫定統一政府を率いるドベイバ首相の退陣要求デモの参加者が石油施設内に立ち入り、操業に支障が生じたという。