[コペンハーゲン 19日 ロイター] - デンマーク政府は19日、再生可能エネルギーの供給を大幅に拡大するとともに、北海で天然ガス生産を一時的に増やすことを目指すと表明した。ロシア産エネルギーからの依存脱却を目指す。
フレデリクセン首相は記者団に「北海でガスを生産するほうが、プーチン(ロシア大統領)から買うより良いと確信している」と発言。来年には事実上、ロシア産ガスへの依存から脱却できる可能性があるとの見方を示した。
風力発電、太陽光発電など再生可能エネルギーによる電力生産も大幅に増やす計画。陸上風力発電と太陽光発電の電力生産を8年以内に4倍に、洋上風力発電の電力生産を1─4ギガワット増やす見通し。