[ロンドン 7日 ロイター] - ウクライナのタラス・ビソツキー農業食料第1次官は7日、ロシアが黒海の封鎖を解除しない場合、ウクライナからの穀物輸出は1カ月当たり最大200万トンにとどまるとの見通しを示した。ロンドンで開催された国際穀物協会(IGC)の会議でビデオ演説を行った。
ロシアによる侵攻以前、ウクライナは月に最大600万トンの穀物を輸出していた。
また同次官は、ロシアによる黒海港湾封鎖が解除されたとしても港湾周辺海域の機雷除去に約6カ月を要するとし、世界はしばらく穀物不足の状態が続くと述べた。
ウクライナは世界第4位の穀物輸出国。
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