[シンガポール 27日 ロイター] - 原油先物は1ドル以上下落。世界経済への懸念が石油需要見通しを圧迫しているほか、投資家はロシアの石油輸出やイラン核合意の復活に向けた主要7カ国(G7)の行動を注視している。
0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で、北海ブレント先物は1.42ドル(1.3%)安の1バレル=111.70ドル。24日は2.8%上昇していた。
米WTI先物は1.54ドル(1.4%)安の106.08ドル。その後、下げ幅は2ドルを超えた。前営業日は3.2%高だった。
CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は「今週、トレーダーの関心はイラン核協議再開の可能性にあり、イランの石油輸出復活につながるかもしれない」と述べた。