[サンティアゴ 26日 ロイター] - 産銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)のマキシモ・パチェコ取締役会会長はロイターとのインタビューで、最近急落している銅が今後堅調に推移するとの見方を示した。
会長は「短期的な乱高下はあるかもしれないが、重要なのはファンダメンタルズであり、需給バランスは、銅の埋蔵量があるわれわれにとって非常に有利だとみられる」とし「銅は非常に優れた導体であり、銅の新たな鉱床もそれほど多くない。今後は電気の時代になるとみられ、銅価格は非常に堅調するだろう」との見方を示した。
今年も含め、在任中は年間生産目標を170万トンに維持するとも発言。コストを抑える必要があると述べた。