[8日 ロイター] - 米エネルギーサービス企業、ベーカー・ヒューズの週間データ(8日までの週)によると、米国内の石油・天然ガス掘削リグ稼働数は再び増加に転じた。直近5週のうち4週で増加したことになる。
リグ稼働数は前週から2基増の752基。前年同期比では273基(57%)増加した。
石油リグの稼働数は2基増の597基で、2020年3月以来の高水準。天然ガスリグは153基で変わらず。
月間ベースでは6月まで過去最長の23カ月連続増を記録したが、週ベースでの増加はほぼ1桁にとどまっている。企業は増産より投資家への還元や債務返済に資金を回している。