[東京 19日 ロイター] - 訪日しているサウジアラビアのファイサル外相は19日、記者団に対し、市場で石油は不足していないものの、石油精製能力が不足しているため関連投資を増やす必要があると述べた。
サウジとロシアの関係について尋ねられると、ロシアは特に石油市場の安定に関して重要なパートナーであり続けていると回答。「ロシアは(有力産油国で構成される)『石油輸出国機構(OPEC)プラス』に不可欠な存在であり、OPECプラスでの協力なくして、国際市場への十分な石油供給を適切に確保することは不可能だろう」と述べた。