💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ウクライナ原子力企業、ザポロジエ原発のリスク「非常に高い」

発行済 2022-08-10 08:01
更新済 2022-08-10 08:11
© Reuters.   8月9日、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのペトロ・コティン総裁は、ロシアの管理下にある南東部ザポロジエ原子力発電所(写真)への砲撃に強い懸念を示した。4日撮影(

[キーウ(キエフ) 9日 ロイター] - ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのペトロ・コティン総裁は9日、ロシアの管理下にある南東部ザポロジエ原子力発電所への砲撃に強い懸念を示した。

ロイターのインタビューで、ロシアによる先週の砲撃で同原発とウクライナの電力網を結ぶ3本の送電線が損傷したと指摘。

砲撃の一部は放射性物質の容器174基が置かれた使用済み核燃料貯蔵施設の近くに着弾したとし、「これらは原発内で最も放射性レベルの高い物質だ。(砲撃されれば)周囲に広がって放射能の雲のようなものが生じ、どの方向に向かうかは天候次第だ。リスクは非常に高い」と警告した。

© Reuters.   8月9日、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのペトロ・コティン総裁は、ロシアの管理下にある南東部ザポロジエ原子力発電所(写真)への砲撃に強い懸念を示した。4日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

ロシアが自国の電力網に原発を接続することを狙っているとも述べた。そのためには原発をいったんウクライナの電力網から切り離す必要がある。

コティン氏は「彼らの計画はザポロジエ原発からの送電線を全て破損させることだ。その後ウクライナの電力システムに接続されることはないだろう」と述べた。

また、同原発には現在約500人のロシア軍兵士がおり、基地として利用していると指摘。ロシア軍が撤退し、原発をウクライナの支配下に戻すことが最善策だとし、施設の警備に当たる平和維持部隊の派遣を提案した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます