[オスロ 15日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は15日、ロシアからの観光客受け入れ禁止について欧州規模で議論する余地はあるとしながらも、ロシア反体制派の避難を困難にしないことが重要との見解を示した。
首相は、オスロで北欧首脳らと協議した後、「ロシア政府に反対して避難している人々が多数いるとわれわれが認識している点が重要。われわれが下す全ての決定が独裁を逃れるためのロシア出国をさらに複雑化してはならない」と述べた。
会議に出席していたフィンランドのマリン首相を含め、欧州の数カ国はロシアからの観光客にもウクライナ侵攻の代償を確実に払わせるべきとして受け入れ禁止を求めている。
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