[ヒューストン 17日 ロイター] - 米製油会社フィリップス66は17日、パイプライン運営会社DCPミッドストリームに買収提案を行った。企業価値を72億ドルと見積もった。
天然ガス液事業の強化がねらい。
DCPミッドストリームのジェネラルパートナーの株式50%を保有するカナダのパイプライン運営会社エンブリッジは、持ち分を28.3%から13.2%に引き下げると発表した。
これに関連して、エンブリッジはフィリップス66から現金4億ドルを受け取った。エンブリッジはフィリップス66が運営していたグレイ・オーク・パイプラインの運営を引き継ぎ、出資比率を2倍以上に引き上げる。
フィリップス66のグレイ・オークへの経済的持分は42.25%から6.50%に低下する。