[リビウ(ウクライナ) 18日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は18日のグテレス国連事務総長とのリビウでの会談後、ロシア軍の占領下にあるザポロジエ原子力発電所の安全確保を国連が保証する必要があると述べた。
ゼレンスキー大統領は対話アプリ「テレグラム」で「ロシアによるザポロジエ原発での核による脅しに関する話題が特に注目された。侵略国の一部による意図的なテロ行為は全世界に壊滅的な結果をもたらし得る」と指摘。「したがって、国連はこの戦略的対象の安全を確保し、非武装化し、ロシア軍から完全に解放する必要がある」とした。
また、悪化する世界の食料危機緩和に向けたウクライナ産穀物の輸出再開合意について協議し、ウクライナ産穀物の輸出を確保するための合意の下での取り組みを引き続き調整すべきとの意見で一致したと述べた。