[モスクワ 19日 ロイター] - ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の事業を引き継いだ新会社「サハリンスカヤ・エネルギヤ」は19日、業務を開始したと声明で発表した。生産と輸出は継続されているとしている。
サハリンスカヤ・エネルギヤのアンドレイ・オレイニコフ執行取締役は声明で「生産活動は完全に実施されている」とし、全ての既存義務の履行を引き続き絶対的に優先すると表明。原油と天然ガスの生産量は安定した水準に維持されており、2022年に承認されたスケジュールに従って買い手側に供給されているとした。
サハリンスカヤ・エネルギヤは8月5日に登記。同社への参画について、従来の運営主体のサハリンエナジーに出資していた三菱商事や三井物産などは9月初旬までに回答することになっている。