[モスクワ 20日 ロイター] - カザフスタンから黒海に至る原油パイプライン「カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)」は、黒海沿岸ユジュナヤ・オゼレエフカのターミナルで、「一点係留」(SPM)3基のうち2基からの原油積み込み作業を点検のために停止している。関係筋2人が20日までに明らかにした。
関係者の1人はロイターに対し「CPCは検査のため17日からSPM―2からの積み込みを停止し、SPM―1も同じ理由で今月から停止している」と述べた。一方で、SPM―3からの積み込みは継続していると説明した。 CPCは8月上旬、カリャガン油田とテンギス油田の保守点検のため、供給が大幅に減少していると発表したが、規模は明らかにしなかった。